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4WD+シューティングブレークへ挑戦した「フェラーリ・FF」

2016.11.29
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フェラーリ初の4WD(四輪駆動)車として、さらにシューティングブレークスタイルへの挑戦が行われた意欲作、「FF(Ferrari Four)」。




正式名称の「FF」の2文字では伝わりづらいことも多く、しばしば「フェラーリ・FF」と呼ばれています。
4人乗りで4WD、そしてシューティングブレークというスタイルは伝統あるフェラーリラインナップの中でも、異例の独自路線となりました。




フェラーリが開発した4WDシステム「4RM」は既存の縦置きエンジン用4WDシステムとは異なり、センターデフ無しで駆動する特殊なメカニズムを採用しています。

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https://www.youtube.com/watch?v=Wuw1dnmH204


「4RM」のメカニズムによりフェラーリは特許を取得しており、この独特な4WDユニットは今後も改良を進めながら様々な車種に採用される可能性があるでしょう。

フロントエンジンよりも前に前輪駆動用のパワートランスファーユニット(PTU)を設置しており、後方はメインミッションとなるトランスアクスルユニットが設置されています。

スタイリングに目を奪われがちですが、このフロントを駆動する独立的なユニットこそが、フェラーリ・FF最大のポイントです。


「動画によるメカニズム紹介」
https://www.youtube.com/watch?v=Wuw1dnmH204


1-4速という実用領域で、軸トルクを最大20%伝達するシンプルかつコンパクトなシステムとすることにより、一般的な4WDシステムと比較して50%程度の軽量化に加えて、フェラーリとしては妥協できないポイントである「低重心化」にも貢献しています。

クランクシャフトのパワーをフロントの2段ギアボックスに直接動力を伝え、更に左右の駆動配分はクラッチにより最適配分された上で前輪にパワーを伝えます。

フロントギアは時速100km/h以内ならば、リアトランスアクスルユニットが1~2速の場合は1段目、2~4速ならば2段目が作動します。

この様にセンターデフを持たない独立したフロントユニットは、革新的な4WDシステムとして今後も業界で注目されていくでしょう。



「エンジンサウンド」
https://www.youtube.com/watch?v=aBzDy42lsm0

搭載するV型12気筒6262ccエンジンのパワーは、なんと660ps。
クーペワゴンスタイルとはいえ、パワーの妥協等は無くむしろ進化させていく点がフェラーリらしいですね。

乾いたフェラーリサウンドは、他モデルと比較しても妥協は一切感じられません。
ハイチューンなフェラーリ・FFのサウンドはこちらで視聴可能です。




デザインにも破綻は感じられません。
ロングノーズスタイルを踏襲しつつ、リアセクションはスポーツハッチバック車の様な落ち込み方はまさにエレガント。
今まで市場に2ドアで有意義にスペースを使えるロングハッチバックが殆どラインナップされていませんでしたが、フェラーリ・FFのスタイリングから破綻は感じられません。


ステーションワゴン=5ドアという常識を打ち破った、フェラーリらしい独自のスタイル。
それは偶然にも過去に存在した「シューティングブレーク」と呼ばれる狩猟用ワゴンにみられたクーペスタイリングの復活へと繋がりました。






後部座席は大人が余裕で座れるスペースと共に、シート格納時は約800リットルの大容量ラゲッジスペースへと変身します。

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www.youtube.com


フェラーリの切れのある走りを、休日のレジャーと共に楽しむことができる点がフェラーリ・FFの真骨頂でしょう。


「非日常的」と言われたフェラーリの刺激が、日常の物へと変わるのです。
そんな贅沢な日常を送りたい方へピッタリの車両が「フェラーリ・FF」です。


フェラーリ・FFを細部までインプレッション!
https://www.youtube.com/watch?v=jX1fGqXBIVg&;t=543s

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