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フェラーリスペシャルモデルの原点「フェラーリ・288GTO」で全開走行!?

2016.11.26
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フェラーリ288GTOは、レース規定に沿って販売されたホモロゲーションモデルですが、出場予定であるグループBのラリー競技中止もあり、戦う場を失ってしまったという特別な経緯があります。




生産台数は僅か272台。
日本に正規輸入された車両は1台のみと言われています。
中古車は非常に希少な為、そう簡単に手に入れることはできません。

そんな貴重な車両で、悪路を元気よく走り回ってしまう動画がこちらです。
本来走る筈だった、非舗装路を問答無用で爆走しています。
https://www.youtube.com/watch?v=UKm-wcxkl5U&;t=51s


288GTOは、308GTBをベースとしている為、スタイリングは意図的に308GTBに似せています。
しかし、中身は競技車両ベースとして作られる完全なホモロゲーションモデル。
スタイリングが似ているとはいえ、全幅はなんと190mmも拡大されており、前後フェンダーの膨らみがベース車両との大きな違いとなっています。



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blog.lmpcars.com

グリル内の4灯フォグランプは、内側2灯がパッシングランプという構成です。
エンジンは縦置き配置に変更され、カーボンパーツ等を使用することにより軽量化が行われており、殆どのパーツが専用設計の為、308GTBとの互換性は少ない構造となりました。



エンジンもベース車両とは別物です。
グループCレーシングカーランチア・LC2に搭載されているフェラーリ製エンジンを2,855ccまでスケールダウン。
ツインターボとマニエッティ・マレリのインジェクションシステムの組み合わせにより406PS/7,000rpm、最大トルク50.6kgf·m/3,800rpmを発揮します。




しかし、グループBは廃止されることとなり、レースで活躍する予定だった288GTOは、レースそのもので活躍することはありませんでした。
しかし、288GTOが「フェラーリ中のスペチアーレモデル」というジャンルを偶然にも築き上げ、その後スペシャルな存在となる「フェラーリ・F40」の開発にも大きく貢献しました。



「フェラーリ・288GTO Evoluzione(エヴォルツィオーネ)」は、288GTOベースのコンペティションモデルですが、実質的にはF40の開発に使われた車両と言われています。



650psのパワーや最大トルク68kgf・mというスペックから、288GTOは「レースベース」であったことを感じさせられます。
この車両のデータが、F40の開発に必要不可欠だったのは言うまでもありません。
その後に発売されることとなる「F50」、「エンツォ・フェラーリ」、「ラ・フェラーリ」というフェラーリの中でも特別な存在である車両の祖先が、「フェラーリ・288GTO」なのです。



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