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これが1050馬力の走り! 最強のハイブリッドフェラーリ 「FXX K」
2015.04.09
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パワーインフレが進んでいる。HY-KERSのアシストはなんと190馬力!
「ラ・フェラーリ」ベースのサーキット走行専用車
「FXX K」は、ラ・フェラーリをベースとしている。
ラ・フェラーリの合計出力は963ps、車重1255kg。
このスペックを見ると「既にサーキット走行車両では?(公道でまともに踏めるのか?)」という疑問が生じるのが普通だろう。
しかし、ラ・フェラーリはまぎれもなく「公道仕様車両」である。
ナンバー付き行動車両という枷を外せば、馬力・車重・エアロダイナミクスの全体を引き上げることが可能。それは「FXX K」の作成により証明された。
200馬力近くの出力をアシスト。F1譲りの攻めのハイブリッドシステム「HY-KERS」
ラ・フェラーリをベースに、更にチューンが施された6262cc V12型自然吸気ユニットは860psを発揮。回生エネルギーを利用するHY-KERSによるアシストにより合計で1050psを発揮する。
F1で培われた技術をフィードバックし、モーターで190psを上乗せする。
ベースエンジンの出力が860psとはいえ、普通乗用車クラスのエンジン出力と同等レベルの出力をエネルギーとして回収するのは驚きだ。
レギュレーションに縛られないフェラーリの「本気」
動画ではピュアなV12ハイチューンサウンドと共に、「本気」の走りを見ることができる。
F1や公道仕様車では、レギュレーションや法律・自主規制等が存在するが、FXX Kはレース参戦車両ではない為、レギュレーションに縛られない。
「FXX K」が走るということは、フェラーリ渾身の技術がその場で解放されることを意味するだろう。
サーキット走行専用車なのにレースカーではない車両。そんな贅沢な車両は、32台が販売されたが「即完売」となった。
詳しくは動画を見る。
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